【ニュース】訪日外国人の熱中症対策


こんにちは、顧客サポートの山下です。
今年も猛暑日が多いですが、先日友人と熱中症の話題になった時に、外国人観光客の多くが熱中症を知らず、危険なのだという話を聞かされました。そこで少し、訪日外国人と熱中症について調べてみました。

以下は2018年7月25日と一年ほど前の記事になりますが、こちらからの抜粋です。

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各地で記録的な猛暑が続く中、訪日外国人が体調不良を訴えるケースが相次いでいる。日本より暑い国から来る人も多いが、時差ぼけなどで熱中症になるリスクは高まっており、日本気象協会などが対策に乗り出した。日本の市街地は海外に比べ休憩できる場所が少ないとの指摘もあり、関係者は「つらい思い出が残らないよう暑さ対策の重要性を伝えたい」としている。

外国人にとって、高温多湿な日本の夏は厳しい。日本気象協会が16年に在住外国人200人に実施した調査では、約7割が「日本で熱中症の症状を経験した」と回答。東南アジアなど熱帯地域の出身者でも約8割が「母国より湿度が高い」と感じていた。

欧米などから来日した観光客の多くは時差ぼけで昼夜が逆転した生活になりやすい。早稲田大の永島計教授(体温・体液生理学)によると、体内時計が夜の状態では体温調整能力が落ちるので「汗を上手にかけず熱中症に陥りやすい」という。

日本気象協会は、熱中症予防を英語で呼びかけるリーフレットを観光案内所で配布している

熱中症になるのを防ごうと、日本気象協会は熱中症の応急処置の方法などを英語で記したリーフレットを作成し、5月から国内の観光案内所で配布を始めた。利用者の6割が外国人という京都市のレンタル自転車店「風音」では、貸し出し時に凍らせた水の入ったペットボトルを配っている。

総務省消防庁は20年の東京五輪・パラリンピックで熱中症などによる外国人の救急搬送が増える事態を想定し、17年に音声翻訳アプリを開発した。15言語でやり取りでき、全国の約4割の消防本部が導入している。担当者は「症状を的確に把握し、重症化しないよう対応したい」としている。

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多くの人に呼びかけ、日本の暑さについて理解頂き、熱中症予防について外国人の方にも訪日の際には意識して頂く必要がありそうですね。

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