卒論の教官が厳しすぎるときの3つの対処法


こんにちは、顧客サポート山下です。

「教官が厳しすぎて何を書いてもダメだと原稿を突き返されてしまう」と、お悩みの方がいらっしゃると思います。卒論の指導を受ける教官を選ぶ際に、自分に合った教官かを見極める事も重要ですが、既に決めてしまってどうしようもない場合はどうれすれば良いでしょうか?

①教官のフィードバックをしっかりと聞く時間を設けましょう

授業の後やたまたま廊下ですれ違った時など、教官の忙しい時に聞いてもきちんと対応してくれない場合が御座います。教官とはきちんとアポを取り、事前に執筆途中のものをお渡しして相談内容を伝えておくなど、教官が余裕を持って論文に目を通す事ができるようしましょう。マナーを持って、しっかりと論文に取り組みたいという姿勢を見せる事で教官も親身になってフィードバックをしてくれるでしょう。

②コピペだらけ、主観だらけではないか注意しましょう

「これは論文とは言わない」と言われて、何をどうしたらいいのか分からない事があるかもしれません。まずは、先行研究のまとめだけになっていないか確認しましょう。論文はただ調べた事をまとめるものではありません。また、自分の考えだけを書く感想文とも違います。他の人が行ってきた研究をまとめた後に、それについて自分がどう考えるかを短くても良いので入れていますか?また、自分の考えにはそれを裏付ける為の資料が必要です。自分が思っている事が正しい根拠をあらゆる情報から証明しましょう。

③引用表記の方法や指定の書式を確認しましょう

引用表記を自分がきちんとしているつもりでも、指定の方法でない場合「きちんと引用表記できていない」と言われて突き返されてしまう事がございます。論文の指定書式のプリント等にしっかり目を通し、指定された方法で書けているかを確認しましょう。

 

教官に小まめに途中原稿を見せる事が大切だと何度かブログでお伝えしておりますが、教官と積極的にコミュニケーションをとることで教官からのアドバイスを多く頂き、細かく修正する事で後に膨大な量の書き直しになる事を防ぎます。厳しい教官と何度も顔を合わせ、一対一で話すのは気が重いかもしれませんが、その積み重ねで信頼関係を築き、よい論文を仕上げる事ができるでしょう。

余談ですが、大学を卒業した後でも私はお世話になった教官とは付き合いがあり、論文の事のみならず、現在は様々な人生のアドバイスを頂いております。意外と、厳しくて嫌だなぁと思った教官を、将来は恩師として慕える関係になっているかもしれませんね。

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