【ニュース】「赤ちゃんの泣き声」を“翻訳”するアプリが、自閉症の早期発見を加速する


こんにちは、顧客サポートの山下です。
ニュースが論文テーマ決めのきっかけになると前回の記事でお話しましたが、先日このような記事をみつけて、テーマ決めの参考になるのではないかと思ったため紹介します。

2018年5月20日のWIREDの記事です(リンクはこちら
以下、記事からの抜粋です。

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赤ちゃんの泣き声をアルゴリズムによって解析し、人工知能(AI)によって「泣いている理由」を教えてくれる無料アプリ「Chatterbaby」が公開された。このアプリは親の助けになるだけでなく、泣き声についての膨大なデータを収集することで自閉症のシグナルを見つけ出す壮大なプロジェクトの一環だ。

カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)のコンピューター神経心理学者アリアナ・アンダーソンは、第1子を出産したときに新米ママのご多分に漏れず、赤ちゃんの泣き声をどう解釈していいのかさっぱりわからなかった。どんな泣き声、どんなわめき声も、出産後の脳には緊急警報のように響いたのである。

だが第3子が生まれるころには、いつのまにか赤ちゃんの「言語」を難なく解せるようになっていた。アンダーソンの耳は、赤ちゃんの泣き声のうち、どれが「おなかがすいた!」を意味し、どれが「おむつを替えて!」にあたり、どれがもっと深刻な状況、すなわち痛みを伝えるものなのかを学習していたのだ。

それと同じことができるように、アルゴリズムをトレーニングできないだろうか。アンダーソンはそう考えた。
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なんと、スマホアプリを使って赤ちゃんの泣いている理由がわかるというのです。スマホを使った育児についての賛否については議論が出ていますが、こういった新しい角度からスマホを育児や病気の発見等につなげていくというアプローチは面白いですね。

記事を読まれて、「これ面白い!明日友達に見せよう」と思われた方はいらっしゃいますでしょうか?友達と、記事についてどう思うか自分の考えを話したり、議論を膨らます事が論文の第一歩に繋がっていく事もありますよ!

子供の発達、泣き声について興味を持って調べてみても面白いですし、アプリの様々な活用方法について検証してみても面白いかもしれません。子育てのみならず、医療現場、介護、教育、様々な場面でスマートフォンやタブレットは有効活用されてきていますが、こんな新しい提案ができれば面白いですね。また、便利ではあるけど反面まだ課題も多いと思われます。その点について指摘して、どう改善していけば良いか、多くの場面で共通して起きている事なのか特殊な環境においてだけなのか、未来の可能性や限界等について論じてみてもいいかもしれません。AIに着目し、AIの今後の活用方法や課題について調べるのも面白いですね!

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