昇進論文の悩み


昇進論文でお悩みの方は多くいらっしゃいます。その悩みを挙げてみましょう。

★  営業のことなら何でもわかるけど、普段文章を書かないから、どうすれば良いのかわからない。

★  業務内容や人材育成や今後の抱負など、盛り込みたい内容を全部書いたら字数が超過してしまった。

★  頑張って書いて提出したのに、上司にダメ出しされて戻されてしまった。しかし、どう書き直せばいいのかわからない。

 

これは実際に頂いたご相談のメールの一部です。

「上司に論文添削して頂いていても、自分はよく分からず、論文も他の人の論文を見て書いた為、上手く直せず困っていました何とかお願いします。

「来月に昇格論文があり、現在書籍等で勉強はしておりますが、今まで記載したことがなく、最終的には自分が内容把握、理解し記載することは重要であることは認識しておりますが、どのような形にしてよいかわからずご連絡させて頂きました。」

「より具体的に書くよう指摘されたので、追加、修正して文章作成していただけないでしょうか。私自身も何を伝えたいのかわからなくなってきてしまいました。」

 

このように、普段の業務とは全く関係の無い「論文」という課題に苦戦されている方が多くいらしゃいます。普段の仕事の実績だけで評価してくれたらいいのに…と思われる方も多いのではないでしょうか?

しかし論文は自分の今までの努力、自分が感じる部署の問題点や今後の改善方法、仕事に対するやる気、秘めたリーダーシップ、分析力、判断力、論理的な思考能力など様々な事をアピールできるチャンスだと受け止めて下さい。

「自分は普段仕事を誰よりもできているから大丈夫!」

…ではありません。

論文では自分の日常的な業績では見えない部分を評価する事が目的である場合が多いのです。任された仕事が誰よりもできるからと言って、その人がリーダーとなり人をまとめる力があるとは限りません。何を考え、どのように動いているのか、しっかりと論文でアピールしていきましょう。

別の考え方をしてみれば、普段の仕事にそこまで自信が無くても、実は素晴らしい経営能力や人を動かす力を持っている事を見抜いて貰えるチャンスですよ!

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