外国流子育てとSIDS


こんばんは、顧客サポートの山下です。

私は幼い頃アメリカで育ったのですが、その時に周りの友達を見たりテレビの中の世界で見た事の感覚が身についています。両親は共に日本人で、両親は彼ら自身が育てられた経験から、自然と日本の育児法で私を育てていたと思います。しかし、家庭内以外でも周囲から沢山のアメリカ流子育ての情報を自然と目にしていた私には、育児に対する「当たり前」に、周囲とで差があることに気が付きました。

父親がアメリカ人で、生まれてから12歳までアメリカで過ごしたという友人がいるのですが、彼女とこの話題について話していると、私と同じ事を考えていました。

アメリカでは早くから子供の自立を促し、日本では当たり前の「添い寝」「添い乳(添い寝をしながらの授乳)」はしません。小さいうちから個室を与え、自分のベッドで寝させます。なかなか寝付かない子どもを寝かしつけるという事もあまりせず、自分の力で寝る事をサポートします。

私もそれが当たり前、だと思っておりました。なので自分の子供にも生まれた時からベッドは別にし、3歳頃から自室を持たせるつもりでいています。「え、早くない?」という声もありますが、私にはそれが普通の事だと思っていました。

調べてみると、このような記事を発見しました⇒http://babynet.jp/630.html

*以下記事の引用

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最近は生後しばらくの間、親子同室が推奨されているとのことです。

ベビーベッドを親の寝室においてルームシェアリングするのが通例となっており、オーストラリア、アメリカ、イギリス等で指導してるようです。
ですので、本記事の部屋を分けるのは古いやり方として受け取って下さい。

ただしベッドを共有することについては、SIDSの発生率が5倍になるとの発表が2013年5月にされており推奨されていません。

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また、フィンランドのSIDSの発生率が世界一低いというデータがあるのですが、この理由として、フィンランドで赤ちゃんが生まれた時に国から送られてくる「段ボール」が関係していると言われています。

BBCニュースにはこのような記事があります⇒http://www.bbc.co.uk/news/magazine-22751415

この箱には乳児に必要な洋服等様々なものが詰め込まれており、箱そのものは赤ちゃんのベッド代わりになります。赤ちゃんとママが同じベッドで寝る事は辞めた方が良いという事が言われており、この箱を送る事が赤ちゃんとママが別々に寝る事に繋がっているのです。

これはあくまでも友人の意見ですが、子どもの自立を早くから促す事でニートの問題を解決できるのではないか…と仮説を立てていました。論文のテーマとしてなかなか面白そうですね!このような日々の「もしかしてこれとこれって繋がっているのかな?」なんていうちょっとした疑問や気付きが面白い論文に繋がる事があります。友達との雑談の中にアイデアは潜んでいるかもしれないですね!

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