【ニュース】大分大、論文で不正行為


こんにちは、顧客サポートの山下です。
2018年6月20日のニュースで、大分大学の論文にコピペがあったとの記事が出ていました。

以下は産経新聞の記事からの引用です。(リンクはここをクリック

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大分大学(大分市)は20日、大学が発行する教育福祉関連の研究論文集に掲載された論文に、他人の著作物の一部を自分の理論であるかのように記載した不正行為(盗用)があったと発表した。

不正があったのは「大分大学教育福祉科学部研究紀要」に掲載された教科の指導方法をまとめた論文。大分県内の公立学校に勤める教員が共同執筆したが、他の参考文献を筆者の了解や適切な表示がないまま流用した。男性教授は十分に内容を確認せず、論文の引用方法などの指導も怠った。

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他人が書いた論文をあたかも自分が書いたかのようにコピペする事は著作権法に違反する明らかな不正行為です。しかし、誰が書いてどこに書かれているものなのかをしっかりと明記し、引用という形で自分の論文に他人の文章を使用する事は可能です。

論文を執筆するにあたり、引用は必要不可欠です。自分が考えた事だけでは根拠は不十分です。他の文献から根拠となる実験結果やデータを引用してご自身の主張が正しい事を証明していく必要があります。

しかし、記事にも指導不足について指摘がありますが、学生に対して論文の書き方、引用方法の指導がしっかりとなされていなかったり、プリントをが配られるだけで具体的な資料の集め方、使い方、引用方法等について説明を受けていないという事が少ななからず見受けられます。

論文の書き方、引用方法、集めた資料をどう使ってどのように話を膨らませたり証拠として示したら良いのかわからない…なかなか指導教官の方も忙しくてゆっくりと指導して頂ける環境に居なかったりどこに相談して良いかわからない事もあるかと思います。悩まれましたらお気軽に書ける屋までご相談くださいませ!

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