ビール業界を卒論のテーマに扱うのはどう?


こんにちは。卒論代行の書ける屋です。書ける屋では卒論の書き出しのサンプルをブログで公開し、ちょっとしたアドバイスもお伝えしています。

大学生になってビールの味を覚えた方や、就活を機にビール業界に興味を持った方が卒論の題材としてビール業界を選ぶことがあります。ビールは大学生の飲み会や新歓などでも身近なもので、卒論としても取り扱いやすいものと言えるでしょう。

では、試しに書き出しの例を挙げます。

日本ビール業界ではこれまで激しい競争が繰り広げられていたが、近年国内におけるビール市場は若者の嗜好の変化や高齢化によって消費量が減少することで、市場の縮小化が進んでいる。本論では市場を寡占状態としているビール業界の四大企業、アサヒビール・サントリー・サッポロビール・キリンビールのうち、アサヒに焦点を当て、ビール業界の現状の理解とM&Aを基にした経営戦略を考察することを目的とする。

なんとなく雰囲気はつかめそうでしょうか?ビール業界の主要各社のデータや情報は、ホームページをはじめ、有価証券報告書でも詳しく見ることができますし、6月に株主総会に足を運べば臨場感あふれる経営のお話も聞くことができるでしょう。また、純粋にゼミの先生を通してヒアリングを申し込むといった方法も考えられるため、企業や業界を卒論の題材とするのは、「行き詰まりにくい」点でもおすすめです。

議論を深めるためには、実際に企業へ足を運ぶほかにも、ビールだけでなく日本酒や発泡酒と比較してみたり、ビールを扱う飲食店にも目を向けたり、各種統計から消費量の推移に着目してみるのもおすすめです。

書ける屋でも過去にビールやお酒をテーマとした卒論の代行や加筆、添削の実績があります。比較的書きやすいテーマと申し上げましたが、就活が長引いたり、ゼミの先生との相性や指導方針によっては思い通りに進まないことも考えらえれます。

まずはご自身で調査研究してみることが大事ですが、「何か思い通りに進んでいないな」「堂々巡りしている気がする」など不安を感じたら、一度ご相談いただくことをお勧めします。

卒論代行書ける屋

http://www.kakeruya.com

 

卒論の参考文献を短時間で沢山読むコツ


卒業論文を書く際、沢山の参考文献を探さなければなりません。

参考文献の探し方についてはこちらでも以前紹介させて頂きました→卒論の資料の集め方

次に、見つけた参考文献から必要なものを選び、そこから更に必要な箇所を探していきます。

何十冊もある参考文献の山を見て眩暈を起こしてしまう方もいらっしゃると思いますが、決してこれらの参考文献を全部最初から最後まで読まないといけないという訳ではありません。勿論、それが出来るに越したことはありません。しかしどうしても時間が無い、資料が多すぎて出来ないという事もあるでしょう。

参考文献には目を通すポイントがあり、そのポイントを抑える事ができたら簡単に必要な資料とそうでない資料を見分ける事ができ、欲しい内容をさっと見つける事ができます。

卒業論文を書く際、「序論」または「はじめに」、そして「結論」「考察」を書きますよね。これらは「この論文を短くまとめるとこういう内容です」という「まとめ」です。参考文献で使う先行研究の論文にも必ずこれらが含まれています。自分が書く論文に見つけた参考文献が使えるかどうか、欲しい内容のものなのかをここを読むだけでだいたい掴む事ができます。

研究論文の多くでは細かい研究の方法や過程、アンケートの調査結果のまとめ、表やその分析を細かく本文で説明しており、「で、結局それから何がわかったの?」という部分は「結論」と「考察」に凝縮されています。

 

つまり、参考文献の最初と最後を読むだけで、文献の内容の8割程は理解する事が出来るのです。

そこで内容を掴んだ後、更に詳しく知りたい、このデータは凄く使えそうだ、というものは本文にも目を通していきましょう。焦って参考文献を読み進めてもなかなか内容が頭に入ってこないでしょう。読むポイントを押さえると短期間で沢山の文献に目を通す事ができる上に負担も軽減されますよ。

あと、意外と盲点なのが、読んだ論文の最後に書かれている参考文献欄です。いいなと思った文献の場合、参考文献欄も目を通し、そこで使われている文献をまた探してみると、芋づる式に有力な文献にたどり着けるようになります。

ブレインストーミング


こんにちは。
論文代行の書ける屋です。

今日のテーマはブレインストーミング(ブレスト・Brainstorming)です。

”ブレインストーミングとは、集団でアイデアを出し合うことによって相互交錯の連鎖反応や発想の誘発を期待する技法である。人数に制限はないが、5 – 7名、場合によっては10名程度が好ましく、議題は予め周知しておくべきである。ブレインストーミングの過程では、次の4原則(ルール)を守ることとされている。
ブレインストーミングの4原則
・判断・結論を出さない(結論厳禁)
・粗野な考えを歓迎する(自由奔放)
・量を重視する(質より量)
・アイディアを結合し発展させる(結合改善)”

詳しくは
http://ja.m.wikipedia.org/wiki/ブレインストーミング
集団で行うブレストですが、1人の時間に考えを整理するのにも活用できるのではないでしょうか?
自分の中に、何がモヤモヤしているのかわからない時、思いつく単語や事柄をばーっと紙に書き出してみましょう。そこから派生した事柄は線でひっぱり繋げて行く。脳内の、自分対自分でブレストさせるのです。

ポイントは、上記の4原則にしたがい、自由な発想で、けして結論を出さず、たくさんのアイデアを出すこと。
自分の中で何が今引っかかっているのか、どうして作業が進まないのかわからなくなった時は、紙に書いてみると効果的です。

なぜなら、脳内が視覚化されるから。こんなふうなことを考えているんだなぁということを、客観的に見れるから。全体図をイメージして、新たに進むべき道を決めることができるから。

進めなきゃ、進めなきゃと思っているうちには、中々良いアイデアは出ず、方向性も見出せなかったりします。一度立ち止まって振り返り、自分と対話することで、今何が必要なのか、今後何が必要なのか見えてくるきっかけになるかと思います。

何から手をつけていいかわからないほど、作業を抱えてしまった時も、紙に書き出すのは非常に効果的です。脳内での書き換えは非常にややこしいのですが、紙に一度起こしてしまえば、削除、追加は自由にできます。
脳内の空いたスペースに、また新しいアイデアがわくこともあります。

大切なのは、やることを書き出したら、今やるべきなのかどうかを判断する力を備えなければいけないということ。目についたことばかり行ってしまうと、肝心なやるべきことがおざなりになってしまったりします。
そのためにも、書き出したものには期限や優先順位を設け、意識的に取り扱うことも重要です。

ブレスト、良く聞く言葉かもしれませんが、知らなかったあなたはぜひ調べて見てください。知っていたあなたは自分に置き換えて活用してみてください。

立ち止まって、振り返り、整理する癖をつけると、仕事をして行く上でもとても役に立ちます。
脳内をクリアにすることで、前向きに事柄に向かうこともできます。(やることが重積しているとネガティヴ思考になりやすい、、)

ぜひお試しください。

 

文献探し5


こんにちは。
論文代行の書ける屋です。

今日は文献探しの第5弾をお話しします。

図書館の検索➡︎図書予約サービスについて。

インターネットであらかじめどの図書が、どの図書館にあるか、また在庫しているかを調べることができます。例えば、区立の図書館がネットワーク化されていれば、その区内のどの図書館にあるか、検索し、あらかじめ自宅から予約することができます。

図書の指定があるレポートの場合など、その本を手に入れるために最短の時間で調べられるのでとても便利です。

図書館においてある検索サービスを、自宅で利用するのと同じことになります。
自宅から行ける範囲の図書館が多数ある場合はとても有効ですので、ぜひ活用してみてください。

図書予約をしておけば、カウンターで図書をすんなり受け取ることができます。
行ってから、探すのでは時間が勿体無い場合もありますので、積極的に利用すると良いでしょう。

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図書館の利用について

家でなかなか集中できないタイプの人は、面倒でも場所を変えてみましょう。
図書館は、キッズコーナーを除いては比較的静かで、皆自分の作業に集中しているため、自然と自分の集中力も研ぎ澄まされていきます。

場所によって、大きなテーブルを皆でシェアするところや、一人ずつのブースになっているところ。

ドリンクコーナー等あり、読書しながら飲食のできるところ。

場所によって様々です。

まだ利用したことのない人は、無料で利用できるので、ぜひともおすすめです。
カフェに行けば、何かしらザワザワしていたり、飲み物を頼まなくてはいけなかったり、机がせまくて資料を広げられなかったり、する場合もあります。
そちらの方が集中できる方もいるので絶対ではありませんが、自宅で集中して取り組めない方はぜひ図書館へ。

広い天井と、凛とした空気感に、時に眠くなることもあるかもしれませんが、自宅とは違った空気感の環境でぜひ課題に向き合ってみてください。

新しいアイデアが湧いてくるかもしれませんよ。

文献探し4


こんにちは。
論文代行の書ける屋です。

今日は文献探し第4弾をお話します。

http://ci.nii.ac.jp/
http://scholar.google.co.jp/schhp?hl=ja

Google Scholar について
膨大な学術資料を簡単に検索できます。 分野や発行元を問わず、学術出版社、専門学会、プレプリント管理機関、大学、およびその他の学術団体の学術専門誌、論文、書籍、要約、記事を検索できます。 学術研究資料の中から最も関連性の高い資料を探す際には Google Scholar をお役立てください。

Google Scholar の機能
・多様な資料を簡単に検索
・論文、要約、および引用を検索
・図書館またはウェブで全文を閲覧
・各研究分野の重要な論文を確認

論文の掲載順位はどのように決まりますか。
Google Scholar では、 Google ウェブ検索と同様、最も関連性の高い情報がページの上部に表示されます。 Google のランキング技術では、それぞれの記事の全文、著者、記事が掲載された出版物、他の学術資料に引用された回数が考慮されます。”

前回は国会図書館での検索についてお話しましたが、自宅でも論文を探すことができます。それがこちらのサイト「Google Scholar」です。

先行研究・先行論文の内容を引っ張ってきて、それから自分の意見を述べて行くようにすると、うまく、早く文章がまとまってきます。

書面から手打ちしなくて良いのも、時間効率的には良いのかもしれませんね。

遠方にお住まいだったり、図書館に行く時間がもったいない!という方にはぜひオススメの方法です。ただ、論文丸ごとでてきてしまいますので、前回お話した図書館の機械のように必要ページが書いてあるわけでないのと、もし印字するのであれば、それもひと手間かな、というくらいです。

視覚的に、紙媒体にした方が頭の中を整理しやすいなという人はそのようにやっていけばいいですし、ネットからそのまま引用した方が作業が楽と感じる方はそのようになさると良いかと思います。

いろいろな方法がありますので、自分のやりやすいやり方をぜひ見つけて取り組んでくださいね。

どうしようもないときは、ご相談ください。

文献探し3


こんにちは。
論文代行の書ける屋です。

文献探し第三弾をお話します

「国立国会図書館」に行こう!

「国立国会図書館」HPより http://www.ndl.go.jp/
”当館は、国内外の資料・情報を広く収集・保存して、知識・文化の基盤となり、国会の活動を補佐するとともに、行政・司法及び国民に図書館サービスを提供しています。”

前回第二段では、図書館に行こう!というお話をしました。
今回はその図書館の中でも一番大きく、資料も豊富な国立国会図書館に行ってきました。

論文・図書・データetc 検索機であるNDL-OPAC(国立国会図書館 蔵書検索・申込システム)で調べ、申し込みをすると、係りの方が蔵書を用意してくださいます。普通の図書館では、論文はなく、図書のみ、しかも自分でおいてある棚を見に行くという手間を考えると、とてもスムーズに感じます。

一度に閲覧できる冊数は限られていますが、借りて、必要箇所をコピー、返却、と繰り返していくといろいろな資料がそろいます。コピーは有料なので、資料を見ながらそのままパソコンに打ち込む分には無料ですから、時間があればそのように利用してください。自宅でゆっくり資料を照らし合わせる場合や、OCRというスキャンして文字を取り込む機械がある方は、有料コピーで資料を持ち帰りましょう。

国会図書館は、資料集めはもちろん、イスや机がたくさんありますから、自習室のような形でも利用できます。
まだ行ったことのない方はぜひ訪れて見てください。

限られた時間の中で、たくさんの文章を書かないといけないので、資料探し、文献探しはなるべくスムーズに!
がんばってください!

言葉選び(キーワード)について


こんにちは。
論文代行の書ける屋です。

今日は、言葉選びについてお話しします。

「キーワード」
印象的な言葉を繰り返すことで、その文章の輪郭をはっきりさせることができます。

問いによっては、必ずいれなければいけないキーワードが出てくることもあります。その名前の通り、key(鍵)になるword(言葉)は、繰り返して登場させます。

繰り返すには、序論、本論、結論と全てに入れ込んでいければベストです。
そうすると、軸がぶれないので、塊だけでなく、論文自体もしっかりとまとまりが出てくることでしょう。

では、キーワードの指定がない場合はどうするか?
自分で探し出して、意識的に使って行くといいでしょう。
元からある言葉でもいいですし、造語(オリジナル)でもOKです。造語では、読み手にこちらのイメージが伝わるように、序論で定義付けをしておくとスムーズかと思います。

印象的な言葉がいい場合もあれば、聞きなれたような言葉がその論文のキーワードになることもあります。書き始め、書き終わりにキーワードの量や位置を確認することで、まとまりが良くなりますので、仕上がったらしっかり全体から俯瞰するようにしましょう。

何度か読み合わせしていくことで、くど過ぎたり、足りなかったり、説明をいれないとわからない言い回しだったり、が見えてきます。
自分で納得できるものに仕上がったら、他者に見てもらいましょう。
自分の文章の悪い癖などがあれば、読みにくかったり、こちらのがいいよ、というアドバイスをもらえるはずです。

そもそも、なんの言葉をキーワードにしたらいいかで迷ったら、、、
文献や本からキーワードを抜き出す練習をしましょう。
アンテナを張り、なにがこの文章のキーワードなのかをすぐわかるようになると、自分の使いたいキーワードも見えてくるはずです。

日頃から、目にするものの本質「キーワード」はどこにあるのかに着目して、自分の言葉選びの力にしていきましょう。

論文構成


こんにちは。
論文代行の書ける屋です。

今日は簡単な論文の組み立て方についてお話します。

まず、文章構成は
1章➡︎序論(はじめに)
2章➡︎本論
3章➡︎結論(おわりに)
となります。
本論の中には第1節、第2節、、、と細かい文章の塊が入ります。

序論には、簡単に概要をまとめます。論文を全て読まなくても、何について書かれている論文なのかが、この序論を読んでわかるようにするのがポイントです。
自分の意見は結論に盛り込むので、ここでは客観的に大まかなあらすじと捉えるのがいいでしょう。

そして、結論で自分の意見を述べるための裏付け情報が、本論になりますから、最終的なゴールをはじめにもって、情報集めをしていったほうがいいでしょう。

同じものについて話すにしても、見るフィルターを変えることで、まったく違った意見や見え方になってくるからです。
➡︎ボールという対象があった時に、犬という関係性でみるのか、子供という関係性でみるのか、はたまたスポーツというくくりで見るのか。ゴールが違えばそこに向かう道筋も違います。

なので、文章を並べる順序と書き出す順序は違います。(人によるかもしれませんのであくまで参考に)
序論で紹介をして、結論でゴールをイメージし、本論に裏付けとして客観的な内容や引用を持ってきます。

個人的には、引用したい部分は、抜き出して紙に書くか、パソコンや携帯にメモをし、ページナンバーを書いておきます。そうすると、あとで使いたい時にまた資料を探す、、、ということがなくなるからです。
買った本であれば、アンダーラインやマーカーで印をつけたり、付箋をつけるのも良いと思います。

あとは、手紙などの「拝啓-敬具」などのように、「はじめに-おわりに」「序論-結論」は呼応しておりますので、とういつするようにしましょう。文章や内容の硬さに合わせてもいいかと思います。
節も、アラビア数字やその他言葉などで区切ったりもできます。

要は、読み手がわかりやすければ、形式は基本を抑えていれば大丈夫。ということになるでしょう。わかりやすい、文字数、句読点の打ち方、行間、改行、文字の大きさ。など細かいところを最後に修正すると美しい原稿に仕上がると思いますので、ぜひお試しください。

文献探し2


こんにちは。
論文代行の書ける屋です。

文献探し第二弾をお話しします。

図書館の相互協力制度は便利!
”大学生は、誰でも在籍している図書館の紹介状を持参すればどこの大学図書館でも利用が可能。一般の人は、公開している大学図書館(国立大学のほとんどは公開している)を利用することもできる。また、図書館を通して外国の図書館から本を借りることもできる(相互協力制度)。国際的相互協力機関として「BLLD(英国図書館貸出部)」や「IFLA(国際図書館協会連盟)」がある。BLLDは1994年にBLDSC「British Library Document Centre」を設立し、国立情報学研究所との接続サービスが開始されたため、国際相互協力機関の要となっている。FAX、航空便、国際宅配で利用者に送付。国内の代理店(紀伊国屋書店)を通しての利用も可能。なお、平成14年1月から国立情報学研究所のNACSISーILL(参加館間での文献貸出、複写依頼・受付を行うシステム)と米国を本拠とする世界最大規模の図書館ネットワーク、OCLC(Online Computer Library Center)のOCLCーILLとの相互接続が開始され、文献の相互提供がなされている。”
—文献調査法 第5版 毛利和弘著 より

前回、文献探しについての一例をお話しました。文献を探すということにもコツが必要なわけですが、絶版になってしまっている書籍などは、買い求めることができません。また、国内に出回っていない本を入手したい際にも、こちらを参考にしてください。

図書館に馴染みのない方々も、おもむろに本屋に行くよりは、ぜひ図書館に行くことをお勧めします。まず、探したい本、自分の興味にあった本が検索できる点。書店に並ばない本を手にすることができる点(代理店では3か月ほどで新書は回収されてしまうそうです)。そしてお金がかからない点です。
文献はなるべく買って読むようにいわれることも多いかと思いますが、必要な情報が手にできれば、それが側に常にあったほうがいいのか(購入)、参考にして、必要な点を探すほうごいいのか(貸出)、それは個人のテーマによってまた違うかと思います。

多量の文献を探す、読み込むことがまず大変かと思いますので、まずその第一歩は図書館や検索サービスを利用してみましょう。

時間には限りがあります。
大切に使ってください。

文献探し


こんにちは。
論文代行の書ける屋です。

今日は文献探しについてお話します。

”通常本を探す場合、多くの人は大書店を回ったり、アマゾン検索で探したりと様々であるが、現在流通している本か否かが分からなければ、無駄な時を費やすことになりかねない。こうした時、図書館に足を運んで資料を調べれば、意外と簡単に情報を知ることができる。そのためには、調べるための道具、即ちReference Tool(レファレンス ツール➡︎調べるための道具)を利用することによって、これらの問題を比較的に解決することができる。”
—「文献調査法 第5版」より

なるほど、文献探しにもテクニックが必要なのです。

論文を書くという作業に向き合って初めて、文献を探すという方が多いのが実情だと思います。

そこで重要なのが、どうやって探すか?ということなのです。
インターネットで探すにしても、適したツールがありますし、やみくもに検索サイトで検索!では時間を無駄にしてしまいます。
時間は、戻ってこないので、文献を探すことに使うのではなく、それを読み込み、自分の論文を作成することに使いたいものです。

例えば、特定の(タイトルや著者だけわかる)趣味の本を探すのでさえも、店に出向き、大量の本を前にして頭を抱えます。出版社別に並んでいる、、。出版社が分からないと、しらみつぶしに見ていたら大変に時間がかかるでしょう。
では、検索機を使って「まずその本がこの書店にあるのかどうか?あるならどこにあるのか?」を調べると思います。
この検索機がレファレンスツールに該当するのですが、探す文献の種類、調べたい事柄によってそのツールも変わってくるというものです。

通常の検索機であっても使い慣れてない人は入力➡︎探しに行くだけで何分も要します。
これを、大量の書物しかも通常書店に置かれていないような文献の類から探す、ともなれば大変な時間がかかるでしょう。レファレンスツールを知り、活用することで大幅な時間の短縮になるのです。

文献を探すためのレファレンスツールについて、「文献調査法 -調査・レポート・論文作成必携- 第5版 毛利和弘著」に詳しく書いてあります。友人も、大学生の時に知っていれば、、と話していたのでまずご紹介しておきます。文献探しに便利な情報が多岐にわたり掲載されているので、こちらでちょこちょこお話ししていこうと思います。